会社の外壁牛歩でリニューアル①

会社の外壁、少しずつリニューアルしてます。紺屋の白袴というか何というか。もう、なにしろ「ずく」が大変。
塗装屋なので、最新の塗装で!が最短で何の問題も無いんですが、もう一歩突っ込んでモルタルアートでのリニューアルです。どうしてって、モルタル造形後→塗装と、塗装だけより面白いですよね。そう、決め手は面白さ重視です。そのかわり手間は倍以上です。
スタッフ健ちゃんと担当の場所を決めて2人でやってます。モルタルの乾き具合が鍵になるので、ある程度時間が取れる時にほんとに少しずつで、気付いたら年単位の時間がかかってしまっていました。時の経つのは早い。

「このままだと終わり見えないな」
「終わらないと色々先に進まないよね」
「今春にはひと段落させよう!」と、なからケツを決めました。
合わせて進捗をブログに上げてヤル気アップをはかろうとしています。(正直こちらがメインの理由。)
上の最初の写真が現状です。実は結構進んでます。パッとみた感じ、もうちょっとですよね。(頑張ります。)まずは、えいやあで今までやったところを上げていきましょうね。でも小出しです。
今回は塗装まで済んでいるブロック。最初に手を付けた場所です。
取り掛かる前のイメージ作りはやっぱり大切で、これを元に作っていきます。
でもって、落書きのようなこれが

こうです

石積みと窓回りに木の枠をまわしてみました。
それぞれモルタルで造形して、塗装をかけています。それにしても、シルバーのアルミサッシの悪目立ちよ…。
実際、壁としてこんな小さな石ころを使うことはないでしょうが、実際にはできない事やありえない物を表現できるのも魅力のひとつだと思っています。
それでは、細かいところをどうぞ。
写真で見るとのっぺりしてますが、実は部分的に厚みを変えてます。

「木の節」もモルタルです。これ、作るの面白いんですよ。見るのは面白くないかもしれませんが、三連発でどうぞ。見てほしいポイントは小さいひび割れです。



枠を留めるのは鉄の「かすがい」一本。
金槌でひっぱたいて凹んだ風にしてみましたが、ちょっと優しかった。
もっとやってもよかったかな。

「小さい石の壁」や「かすがい一本」とか、所々に危なっかしさ漂う最初のブロックはここまで。
次のブロックは、そこら辺で拾ってきた石じゃ、さすがにヤバくね編です。
それでは、みなさんご安全に!