【現場調査レポート】塗装の見積りに必要な測定&計算方法

【塗装のプロが解説】正確な見積もりのために。現地調査と計算で使う3つの道具様子を公開
上田市の塗装店、大矢塗装店です。
今日は現場班はお休み。来週からの作業に備えます。
さて先日の相談会でお見積もり依頼をいただいた方のお宅へ現地調査へ。
ある程度ヒアリングをしていたのでそれをベースに傷みが気になる箇所を現場にてひとつづつチェックしていきます。傷みの状態によって補修の方法や使用する補修剤などをしぼっていきます。
その後は実際に塗装する箇所のチェック。
塗装の価格を出す際には面積×単価、長さ×単価といったように数量が大切なポイントになります。できるだけ正確に出すため、実測することが多いですが今回は図面を提供していただいたのでそちらを使用します。ただ図面と違う箇所もあったりするのでその辺りを見ていきます。
そして計算。
こんな道具を使っています。
・三角スケール
図面の縮尺に合わせて長さを計れるスケールです。面ごとに異なる縮尺の目盛りが振られていて、1/20、1/50、1/100、1/200、1/250、1/300と6種類の縮尺に対応しています。
1/100、1/50あたりをよく使います。その他はあまり出番なしですね。

↑ 三角スケール
次は図面用のテンプレート。
これは便利そう!と入手しました。
図面上の窓やドアに四角い穴をぴたり合うサイズにあてると開口面積、窓外周長さが一発でわかる便利グッズです。1/100専用です。

↑ 図面用のテンプレート。
最後はPCソフトの「実測くん」
こちらは写真から長さや面積を求める優れもの。
誤差を少なくするための撮影方法など気を使うことはいくつかありますが、現地でいくつか基準の長さをチェックしておけば、操作も難しくなく時短につながります。

↑ 実測くん
と、いろいろな道具をつかいながら計算しているわけです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。