珍しい塗装工の今を描く記事が嬉しい

珍しい塗装工の今を描く記事が嬉しい
上田市の塗装店、大矢塗装店です。
このところメインで進めている塗替え工事と小規模な現場をいくつか進めてきました。天気に恵まれ、どちらも順調。梅雨入りが平年より遅れているとのことで天気続きは外部作業にとってはありがたいです。
さて、デッキやテーブル塗装が終わりテーブルの搬入まですませました。あとは椅子の乾きを待ってお届けすれば完了です。


もう一方、メインの塗替え工事は外壁下塗り。「壁下塗りして天井まで終わるんじゃね」と朝の打合せで全員一致。予定通りしっかり進めてきたようです。ナイス!

話は変わりますが、昨日こんな記事を目にしました。
とある塗装会社の塗装工の仕事の記事でした。
現場での仕事を書いた記事はなかなか珍しい!また我々の仕事はなかなか目につかないのでこう紹介されるとちょっと嬉しかったりもします。

記事に書かれているとおり建築塗装業を取り巻く環境は厳しいものですが、少しづつ私たちも変化していきたいと思っています。
新築の塗装工事の割合が減りつつあった頃、ちょうどローコスト住宅をどこの会社も取り組み始めた頃でしょうか。従来型の建設会社と協力会社の関係も変わりました。以前は元請とその仕事を請ける下請け業者で構成する協力会というのがありましたが次々に解散。いつもの職人の顔ぶれも変わりました。
良くも悪くも元請の建設会社にぶら下がっていた今までの延長線は絶たれ、選ばれるような自力をつけていくことが求めらると考えました。
はじめは建設会社と袂を分つようなことして大丈夫?と心配されたりもしましたが新築の塗装工事の下請けから塗替えをメインに下請けから元請け工事の受注に力を入れました。自社で直接請け負うという事は直接お客様との打合せや契約をすることになり、今までは見えなかった仕事も見えてきました。
もちろんお取引のある元請さんへはここで得た経験をプラスして返せるよう、より良い仕事ができたらと思いながら取り組んでいます。
私たちの仕事=塗装と固定せずに仕上げと捉えてモルタルアートに取り組んだりとここ数年はこんな動きをしてきました。ようやく型が見えてきたような気がします。とはいえ全体を見ると課題は大きくなかなかキツイ時もありますが。
大変なことが多いですがそれでも塗装の仕事は面白い。これからは魅力的な仕事を作っていくことも大きな役割として取り組んでいきます。
おっと、すこし喋りすぎました。
お疲れさまでした。